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クローバー (架空の怪獣) : ウィキペディア日本語版 | クローバー (架空の怪獣) クローバー(''Clover '')は、2008年公開のアメリカ映画『クローバーフィールド』に登場した怪獣である。なお、劇中及び公式HPや書物の中でも、明確な名前は存在しないが、ここではクローバーと表記する。クローバーという名前は映画スタッフが製作時に付けたニックネームである〔http://www.mtv.com/movies/news/articles/1576563/20071214/story.jhtml〕。 == 生態 == いつ、どこで、どの様に生まれたかは、今のところ全くの不明である。突如として出現し、アメリカのニューヨーク・マンハッタン島に上陸。自由の女神の頭部を吹き飛ばし、ビル街やブルックリン橋を蹂躙する等、破壊の限りを尽くす。 体長等については言及されていないが、劇中の描写から、ゆうに100mを超えると思われる(153mとするサイトもある)。長い指のある手足は細く、やや直立した姿勢を保つ。体色は白みの強いグレーもしくは肌色。頭部は丸く、鋭い牙のある口は上下に大きく開く。ホオジロザメのような黒目のみの眼球を持つ。眼球の後部上方には、少々赤みがかった空気袋の様な物が位置し、常に伸縮運動を繰り返している。前肢は後肢に比べ極端に長く、4足歩行によって移動するものの、その様子はゴリラなどが行うナックル・ウォークを思わせる。腹部にはもう1対の腕と思しきものが折りたたまれている。靴べらに似た長い尾を持つ。目撃者の「人間を食べていた」という発言から、肉食性あるいは雑食性と思われる。移動中は何かを求めるように吼え、攻撃を受けた際は悲鳴を上げる。 アメリカ映画に登場する怪獣としては珍しく、通常兵器が一切通用しない。銃撃は勿論、エイブラムス戦車の砲撃やF/A-18戦闘機、B-2爆撃機による爆撃も、まるで歯が立たなかった。アメリカ政府はこの結果を受け、マンハッタン島全域もろともクローバーを撃破する作戦を決行。劇中の描写から核攻撃と思われるこの行動により、クローバーは撃破されたものと思われる。
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